2005年08月22日

カラーマネージメント教室 第1回

モニタキャリブレーション

今回から数回にわたりカラーマネージメントの解説をいたします。公開は不定期になってしまうと思いますがお付き合いお願いします。第1回目はカラーマネージメントの入り口、モニタキャリブレーションについてです。

カラーマネージメントの考え方ではモニタ、デジカメ、プリンタ等個々の機器ごとに色を合わせるのではなく、装置に依存しない基準(デバイスインディペンドカラー)に合わせて一貫的な色の管理をします。
workflow.jpg
私たちがコンピュータで扱う画像を最初に見るのがモニタです。したがってこのモニタの発色が合っていなければ、いくら他の装置のカラーマネージメントをしても画面上の見た目と違ってしまいます。つまりカラーマネージメントの導入ではじめにしなければならないのが、モニタキャリブレーションです。

一般に市販されているモニタは工場出荷時は色温度7000K(ケルビン)〜9000Kくらいに設定されています。この設定では白色が青白くなってしまうため写真プリント、印刷の作業環境に適しません。通常5000Kで作業します。モニタのハードウェアで色温度を指定できるものがありますが、個体差があるため信用できません(ハイエンドモデルは除く)。PhotoshopをインストールするとAdobeGammaというツールでモニタをキャリブレーションできますが、あくまでも目視で調整するため正確なキャリブレーションは出来かねます。最も確実なのはMONACO OPTIX XR,MONACO OPTIX XR Pro等専用センサーでキャリブレーションするツールを使用する方法です。これらのツールを使うと簡単にモニタプロファイルを作成することが出来ます。
このような方法で、離れた場所でも同じモニタ環境で作業することが可能になります。
img_04.jpg
次回カラースペース その1に続く

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
posted by eプリント屋マスター at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | カラーマネージメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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