2006年04月13日

カラーマネージメント教室 Second Stage 第3回

プリンタプロファイル

出力プロファイル(プリンタプロファイル)については以前も解説しましたが、使用方法について誤解されている方が多いので再度取り上げます。

出力プロファイルには大きく分けて2つ使用方法があります。
1.Photoshopのプリントプレビューでプロファイルを設定したり、プリンタ側のソフト、ドライバなどにプロファイルを設定する方法。
pre.jpg
2.上記のようなプロファイルの設定が出来ないときの方法。その場合はPhoptoshopでプロファイル変換を行ないます。
matching.jpg

間違いやすいのは2.の場合にプロファイルを指定してしまうことです。例を示します。
プロファイルはeプリント屋.comで使用している銀塩写真方式のラムダのものです。
Img0084S.jpg
sRGBの元画像です

Img0084T.jpg
正しくプロファイル変換した画像です。プリンタで再現できない色は近似色に変換されますが、元画像とほぼ同じ色を保っています。このデータでプリントすれば、仕上がりもこの色になります。

Img0084E.jpg
間違ってプロファイルを指定した画像です。元画像と完全に色が違っています。このデータをプリントするとこの色に近いものがプリント出来るかもしれませんが、一貫した色の管理を目的としたカラーマネージメントの趣旨に反しているので間違いです。
※これらの画像は比較しやすいようにsRGBに再変換しています。

1.の場合、モニター上では表示されていてプリンタの色空間で表現できない色は自動的に近似色に変換されます。よって画面上と印刷物に差が生じてしまいますが、これを解決する方法もあります。
Photoshop ビュー-校正設定-カスタムを開きます
kosei.jpg
プリント時と同じ設定にすると、プロファイル変換しなくても画面上で仕上がりの確認が出来ます。


おまけ
プリンタプロファイルでプロファイル変換した画像は、内部のデータが書き換わっています。よってカラーマネージメントに対応していないビュワーソフトなどでは色が変わって見えてしまうので注意が必要です。
Img0084TS.jpg
このように見えてしまいます
カラーマネージメントを理解している人に渡す場合以外は、sRGBのデータに変換して配布した方が良いでしょう。
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2006年02月28日

カラーマネージメント教室 Second Stage 第2回

Frontierのiccプロファイル適用法

前回は、フロンティアではsRGB画像をフジフィルム社の考えるきれいな写真になるように変換して出力するようになっていると説明しました。このきれいな色とはアマチュア向けにきれいに見えるように、くっきりはっきりメリハリの効いた画像になる傾向があります。(プロ用ソフトは違うようです)この色に満足できない場合にはiccプロファイルを使い、モニタ上の色を出来るだけ忠実に再現する方法があります。
まずMonaco OPTIX XR等を使用しモニタキャリブレーションをします。
そしてPULSE Color Elite systemで出力プロファイルを作成します。
フロンティアには出力プロファイルを適用する機能がありませんので、Photoshopで画像をプロファイル変換します。(カラーマネージメント教室 第4回5回参照)
変換した画像をプリントすると、モニタ上とプリントの色がほぼ一致するようになります。
ここで注意しなければならないのは、出力プロファイルを作る為にカラーパッチを出力したときと本番プリントの条件を一致させることです。これらが違ってしまうと正しい結果を得られません。

なおFrontierにはiccプロファイルを使ったカラーマネージメント機能はありませんが、ノーリツのミニラボにはiccプロファイルを使用できるものがあります。その場合出力プロファイルを設定しておけば、あらかじめ画像をプロファイル変換する必要はありません。
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2006年02月20日

カラーマネージメント教室 Second Stage 第1回

フロンティアの色空間

カラーマネージメント教室1〜7回ではカラーマネージメントの基本について一通り述べてきました。
このSecond Stageではより具体的なことを解説しようと思います。

フジフィルムのFrontierはsRGBの色空間と言われますが、これはいったいどういった意味でしょうか。フロンティアがsRGB色空間の全てを表現できるわけではありません。次のFrontier色空間を見てください。色空間画像はPULSE ColorEliteに付属のMonaco GamutWorksで表示させたものです。
frotierg.jpg
緑色で示したsRGB色空間に比べてフロンティアの表現できる色は狭いということが判るでしょう。(一部sRGBより広い部分があります)しかしこれはフロンティアの性能が低いということではありません。銀塩方式のプリントではsRGB全ての色を再現できないのです。銀塩方式に限らず、sRGB色空間全てを一般の印刷で表現することは出来ません。※1
ではフロンティアのsRGBとはどういうことなのでしょうか。それは”sRGB色空間の画像をFrontierの色空間に変換しきれいにプリントするモード”ということなのです。これはiccプロファイルを使用したカラーマネージメントに似ていますが、少し違います。iccプロファイルのカラーマネージメントでは、画像の持っている色を出来るだけ忠実に再現します。それに対しフロンティアではsRGB画像をフジフィルム社の考えるきれいな写真になるように変換して出力されます。
よってフロンティアでプリントする際にはsRGBの画像を入稿する必要があります。カラーマネージメント教室 第2回で説明したように、AdobeRGB画像を間違ってsRGB色空間で開くと色が変わってしまいます。
hikaku.jpg
上/sRGB画像をsRGB色空間で正しく開いたもの
下/AdobeRGB画像をsRGB色空間で間違えて開いてしまったもの
(イメージ)

フジフィルム社の考えるきれいな色ではなく、モニタ上の色を再現したいときはどうしたら良いのでしょうか?次回”Frontierのiccプロファイル適用法”で解説する予定です。

※1 筆者の知る限りです。sRGB空間を完全網羅するプリンタがあればお知らせください。
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2006年02月17日

カラーマネージメント製品ガイド

eプリント屋.comで扱っているカラーマネージメント商品について、機能説明、購入ガイドを次のページに掲載しました。
http://www.e-printya.com/sale/color/index.html
ご購入の参考にしてください
posted by eプリント屋マスター at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | カラーマネージメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

カラーマネージメント教室 第7回

入力プロファイル

入力プロファイル(インプットプロファイル)は主にスキャナから正しい色で画像を取り込むために使用します。
スキャナのドライバソフトなどにプロファイルを設定できるものであれば、そこのインプットプロファイルに設定します。ソフトが対応していなければ、Photoshopでプロファイルの指定をします。
↓フィルムスキャナ設定例
setup.jpg
スキャナのソフトをインストールするとプロファイルもインストールされることがありますが、個体差により合わないことがしばしばあります。またスキャナを使用していると光源の劣化などにより、プロファイルが合わなくなってくることがあります。そのような時はPULSE COLOR EliteMonaco EZ color等で入力プロファイルを作成すると解決できます。
カラーパッチターゲットをスキャナで読み込み、出荷時の測定データとの比較を行い、インプットプロファイルを作成します。透過型のターゲットを使用すればポジフィルムのプロファイルも作成することが出来ます。なおネガフィルムのプロファイルは作成できません。ターゲットの読み込み時に気をつけるのは、自動カラー補正をOFFにしておくことです。
↓IT8ターゲット
it8.jpg
デジカメのプロファイルも作成可能ですが、1つプロファイルを作っても光源が変われば役に立たなくなってしまいます。スタジオ内同じライティングで撮りつづけるのならば有効ですが、一般的には撮影した画像をきちんとモニタキャリブレーションされたパソコン上でレタッチした方が良いでしょう。

とりあえず今回でカラーマネージメント教室は一区切りとします。思いついたことがあれば随時更新します。ご質問があればcms@e-printya.comまでお願いします。この記事にコメントをつけてくださっても結構です。

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
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2005年12月09日

カラーマネージメント教室 第6回

出力プロファイル

前回からずいぶん間が空いてしまいました。スミマセン_(._.)_

出力プロファイルはプリンタプロファイル、アウトプットプロファイルとも呼びます。このプロファイルには正しい色をプリントする情報が入っています。
プロファイルはプリンタメーカーでも配布されています。
http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/colorio/icc/
注意しなくてはならないのは、プリンタ(ハード)は同じでも用紙ごとにプロファイルは違うということです。その用紙専用に作成されたiccプロファイルを使用しなくてはいけません。
Photoshopではプリントプレビューのカラーマネージメント機能を利用することにより、このプリンタプロファイルを使用した出力が出来ます。
pre.jpg
ただしこの配布されているプロファイルではプリンタの個体差がありますので厳密に言うとプリント結果は適切なものになりません。正確な出力プロファイルを作成したり、配布されていない用紙のプロファイルを作成するには、PULSE Color Eliteなどのプロファイル作成ツールが必要です。PULSE Color Eliteシステムではカラーパッチをプリントし、分光測色計という色を正確に測ることができる機器で測定することにより簡単に精度の高いプロファイルを作成できます。
Patch Layout.jpg←カラーパッチ
MonacoEZcolorでも出力プロファイルを作成できますが、色の測定に一般のフラットベッドスキャナを使用するので分光測色計を使用したシステムより精度は劣ります。

eプリント屋.comのデジタル写真プリントでは、このPULSE Color Eliteで作成したプロファイルを使って安価で品質の高いプリントを提供しています。

次回 入力プロファイル に続きます

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
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2005年10月28日

カラーマネージメント教室 第5回

知覚的?相対的?
matching.jpg
プロファイル変換を行なうとき、変換オプションでマッチング方法を選ぶ必要があります。この中で"彩度"と"絶対的な色域を維持"は特殊なので外して考えます。
"知覚的"は色域の全体を動かし、階調の関係が保たれる方式です。そのため写真の変換に向くと言われています。
"相対的な色域を維持"は、共通する色はできる色はできるだけ同じ色で再現する方式です。描画したデザインと写真を組み合わせた画像などを変換するのに向いています。

また変換オプションには他にも選択する項目があります。
カラーマッチングモジュールは、Windows,Macintosh両方で使用できる"Adobe(ACE)"を使用するのが無難です。
"黒点の補正を使用"は通常チェックしておいて問題ないですが、変換したときに画像の真っ黒の部分に違和感がある場合はOFFすると良い場合があります。
"ディザの使用"は常にチェックしておいて問題ありません。。

変換オプションのどれを選ぶのか、100%これでOKという設定はありません。画像の用途、画像の内容によって変わりますので、変換した画像をモニタで確認しながら適切なオプションを選びます。そのためには当然第1回で解説したモニタキャリブレーションが必須となるのです。

次回 出力プロファイル に続きます

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
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2005年10月05日

カラーマネージメント教室 第4回

プロファイルの指定、変換
menu.jpg
前回の”カラースペース その2”で図解したように、モニタ、プリンタ、スキャナ等それぞれの機器では再現できる色空間が異なっています。そこでiccプロファイルを使用して各機器で同じ色(もしくは近似色)になるようにすることがiccプロファイルを使用したカラーマネジメントなのです。
Photoshop(6.0以降)のメニュー-イメージ-モードには"プロファイルの指定"、"プロファイル変換"の2項目があります。iccプロファイル運用方法を理解せずこの機能を使用すると、色が合わないどころかまったくおかしな色に変化してしまうことがあるので注意が必要です。

 プロファイルの指定はどんな時に使用するかというと、一つ目はプロファイルがついていない画像ファイルを受け取ったときです。RGBの画像ならばほぼsRGBかAdobeRGBどちらかのはずですから、両方のプロファイルを指定し比べて違和感の無い方を選びます。
もう1つはスキャナプロファイルを適用するときに使います。まずスキャナから画像をカラーマネージメント無しで取り込み、その後スキャナプロファイルを指定します。こうすることでスキャン元の絵と同じ色の画像が得られます。
よくカラーマネージメント初心者が間違えてしまうのが、プリンタのプロファイルを指定してしまうことです。これはまったく意味が無くモニタ上の色がおかしくなってしまいます。

 プロファイル変換を使用する場合の一つ目は、例えばAdobeRGBの画像があるがsRGBで作業したいときです。プロファイル変換するとAdobeRGBでしか表現できない色は近似色に変換され、その他は同じ色になります。このときのマッチング方法は”相対的”を選びます。この変換はCMYKとRGBの間でももちろん可能です。「プロファイル変換なんて使用したことが無い」という人も、知らず知らずのうちに使っているかもしれません。RGB画像を扱っているときに、イメージ-モード-CMYKカラーを選ぶとCMYKデータになりますが、実はこのときにプロファイル変換が行なわれているのです。編集-カラー設定で作業スペースに指定した、CMYKのプロファイルにしたがって変換されています。
もうひとつはカラーマネージメント機能の無いプリンタで、プロファイルを使用してプリントしたいときにもプロファイル変換を利用します。eプリント屋.comで使用しているバージョンのラムダという銀塩デジタルプリンタも、カラーマネージメント機能が無い(注1)ためPhotoshopで事前に変換してプリントしております。こうすることでモニタとプリントの色を合わせることが可能になります。

このように"プロファイルの指定"、"プロファイル変換"を理解し利用することで、格機器間の色の統一ができるようになります。

次回 知覚的?相対的? に続きます

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
(注1)カラーマネージメントに対応したバージョンのラムダも存在します
posted by eプリント屋マスター at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | カラーマネージメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

カラーマネージメント教室 第3回

カラースペース その2

前回は同じ画像データでもカラースペースのプロファイルを間違って適用すると色が変わってしまうという話をしました。
今回はsRGB,AdobeRGB,プリンタ、スキャナ等がどんな色空間(カラースペース)を持っているのか解説します。
次の画像はPULSE ColorEliteに付属のMonaco GamutWorksというソフトウェアで、それぞれのプロファイルの色空間を表示させたものです。
始めにsRGBです
sRGB.jpg
この色空間は一般的なCRTモニタで表現できるカラースペースに近いものです。ほとんどのデジカメもこのsRGB色空間を採用しています。

次にAdobeRGBです
AdobeRGB.jpg

sRGBよりもかなり広いカラースペースとなっています。最近はAdobeRGB対応のモニタも出ています。

次は一般的なCMYKプロファイルであるJapan Standard V2です
JapanStasndard.jpg

薄緑で示したsRGBよりもかなり狭い色空間ということが分かります。ただし一部sRGBでは表現できない色も含んでいます。インクジェットプリンタもこれに近い形です。

次はeプリント屋.comでも使用しているLambdaという銀塩写真方式のデジタルプリンタの色空間です。
Lambda.jpg

Japan Standard V2に少し似ていますが、特に暗い部分の色空間が広くなっています。

最後はフィルムスキャナーです

filmscan.jpg
sRGBよりも少し広くなっています。

このように作業スペース、プリンタ、スキャナでそれぞれ持っている色空間は違います。カラーマネージメントを理解するには、この色空間の違いを認識することが重要です。

以上踏まえて次回 ”プロファイルの指定、変換”に続きます。

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
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2005年08月31日

カラーマネージメント教室 第2回

カラースペース その1

sRGBやAdobeRGBという言葉を聞いたことがあっても、その内容を理解している方は少ないのではないでしょうか。これらはカラースペース(色空間)を示すものです。次のファイルRGB.jpgをダウンロードし、Photoshop(6.0以降)で開いてください。
RGB.jpg

そして、イメージ−モード−プロファイルの指定で、プロファイルをsRGBとAdobeRGBに指定してみてください。プロファイルを変えると色が変わって見えるのが判るでしょう。しかしこのとき情報パレットのRGB値を確認すると、その数値は変わっていません。つまり同じRGB値でもsRGBとAdobeRGBでは定義されている色が違うということです。
sRGB設定で撮影したデジカメ画像をAdobeRGBで開くと彩度が上がって人の肌が赤っぽくなったり、草の緑が派手な色になったりします。逆にAdobeRGBで撮影した画像をsRGBで開くと色がくすんでしまいます。よって人に画像を渡したり、プリントをお店に頼むときには撮影したときのカラースペースのプロファイルを埋め込んで保存するのが適当です。そして受け取った側も埋め込みプロファイルを無視しないようPhotoshopを設定する必要があります。カラー設定のカラーマネージメントポリシーを”埋め込まれたプロファイルの保持”にし、プロファイルの不一致、埋め込みプロファイルの保持の項目は全てチェックしておくのが安全です。
そして作業スペースと一致しないプロファイルを持ったファイルを開いたときは、絶対に埋め込まれたプロファイルを破棄してはいけません。
eプリント屋.comではこれらのワークフローを確立しておりますので、きちんとプロファイルを埋め込んだデータを入稿頂ければ、お客様の意図した色空間で作業を進めます。

(注)Photoshopは必ず6.0以降を使用してください。5.5以前のバージョンではカラー設定が少し違いますので統一性が取れなくなります。

次回 カラースペース その2に続く

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
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2005年08月22日

カラーマネージメント教室 第1回

モニタキャリブレーション

今回から数回にわたりカラーマネージメントの解説をいたします。公開は不定期になってしまうと思いますがお付き合いお願いします。第1回目はカラーマネージメントの入り口、モニタキャリブレーションについてです。

カラーマネージメントの考え方ではモニタ、デジカメ、プリンタ等個々の機器ごとに色を合わせるのではなく、装置に依存しない基準(デバイスインディペンドカラー)に合わせて一貫的な色の管理をします。
workflow.jpg
私たちがコンピュータで扱う画像を最初に見るのがモニタです。したがってこのモニタの発色が合っていなければ、いくら他の装置のカラーマネージメントをしても画面上の見た目と違ってしまいます。つまりカラーマネージメントの導入ではじめにしなければならないのが、モニタキャリブレーションです。

一般に市販されているモニタは工場出荷時は色温度7000K(ケルビン)〜9000Kくらいに設定されています。この設定では白色が青白くなってしまうため写真プリント、印刷の作業環境に適しません。通常5000Kで作業します。モニタのハードウェアで色温度を指定できるものがありますが、個体差があるため信用できません(ハイエンドモデルは除く)。PhotoshopをインストールするとAdobeGammaというツールでモニタをキャリブレーションできますが、あくまでも目視で調整するため正確なキャリブレーションは出来かねます。最も確実なのはMONACO OPTIX XR,MONACO OPTIX XR Pro等専用センサーでキャリブレーションするツールを使用する方法です。これらのツールを使うと簡単にモニタプロファイルを作成することが出来ます。
このような方法で、離れた場所でも同じモニタ環境で作業することが可能になります。
img_04.jpg
次回カラースペース その1に続く

第1回 モニタキャリブレーション
第2回 カラースペース その1
第3回 カラースペース その2
第4回 プロファイルの指定、変換
第5回 知覚的?相対的?
第6回 出力プロファイル
第7回 入力プロファイル
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